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CO 2 森林吸収量のJ-クレジット認証をサポート -航空レーザデータを活用した地位の推定-

朝日航洋株式会社(代表取締役社長:加藤浩士、本社:東京都江東区)はJ-クレジット認証「日本製紙株式会社 桑崎社有林間伐促進プロジェクト」において、認証取得のため航空レーザデータを活用して森林解析を実施しました。航空レーザを活用した認証取得は、国内初となります。
 
J-クレジット認証での森林管理プロジェクトによる「森林の地位」の特定には、これまで現地調査が必要でしたが、2021年8月31日の制度改定で、航空機やドローンから取得したレーザや写真で調査することが可能となりました。
今回解析に利用した航空レーザデータは、静岡県が進めるVIRTUAL SHIZUOKA 構想において整備された3次元点群データです。
航空レーザデータは、広大な森林域において樹木1本1本を抽出し、正確な樹高を算出することができます。

航空レーザによる樹高算出
航空レーザ測量は、航空機に搭載したレーザ計測器から地物を計測する技術です。計測データは、地表面や樹木や構造物などが取得できます。この内、樹木表層の形状から1本1本の樹頂点を抽出し、正確な樹高を求めることが出来ます。

航空レーザの仕組み 航空レーザの仕組み

樹高算出イメージ 樹高算出イメージ

弊社では航空レーザデータによる森林管理の基礎となるデータ解析を行い、スマート林業の振興を支援してきました。リモートセンシング技術によって、資源としての森林を管理し、高い技術とゆるぎない信頼のもと、持続可能で多様な森林経営の推進に貢献いたします。


桑崎社有林間伐促進プロジェクト 
桑崎(かざき)社有林で社有林間伐におけるCO2森林吸収量の J-クレジット認証を取得|ニュースリリース|日本製紙グループ (nipponpapergroup.com)

J-クレジット制度
J-クレジット制度について (japancredit.go.jp)

VIRTUAL SHIZUOKA
https://www.youtube.com/watch?v=dbRRwQje9Fo

VIRTUAL SHIZUOKA 静岡県 富士山南東部・伊豆東部 点群データ
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/shizuoka-2019-pointcloud

朝日航洋株式会社HP 富士山コンテンツのデータ閲覧サイトを作成しました
https://www.aeroasahi.co.jp/news/detail.php?id=463

朝日航洋株式会社HP 被災前の静岡県熱海市伊豆山付近の陰陽図を公開しました
https://www.aeroasahi.co.jp/news/detail.php?id=391
 
地位:土地が持つ樹木の生産力。樹種、樹高、林齢から推定する。
 

■この記事に関するお問い合わせ
 朝日航洋株式会社 営業統括部
 https://www.aeroasahi.co.jp/contact/spatial/

■報道機関からのお問い合わせ
 朝日航洋株式会社 企画室広報担当
 https://www.aeroasahi.co.jp/contact/

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