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世界初、相対速度100km/hでの無人航空機の衝突回避試験を実施

搭載した各種センサーで有人ヘリコプターを探知し自律的に衝突を回避

 朝日航洋株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:尾暮敏範)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施した各種レーダーやカメラを搭載した中型の無人航空機の自律的な衝突回避試験において、有人ヘリコプターの運用を担当いたしました。

<目的>
•有人ヘリコプターが接近する状況において、無人航空機に搭載した衝突回避システムが設計通りに機能し、自律的に衝突回避することを確認する。

<方法>
•中型の無人航空機と有人ヘリコプターを、相対速度100km/h(無人航空機:40km/h程度、有人ヘリコプター:60km/h程度)で接近させる。
•中型の無人航空機に搭載した各種センサーからの探知・識別データに基づき、衝突を回避する経路が生成され、この回避経路に沿って無人航空機が飛行することを確認する。
•有人ヘリコプターを回避した後、元の飛行経路に復帰することを確認する。

<結果>
•衝突回避用センサーにより有人ヘリコプターを適切に探知・識別することを確認した。
•探知・識別したデータを元に、自動的に衝突判定を行い、衝突回避経路が生成されることを確認した。
•生成した衝突回避経路を飛行し、自律的に衝突回避できることを確認した。
•衝突回避後、事前に設定した飛行経路に復帰することを確認した。

※衝突回避システムおよび衝突回避試験の詳細は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)サイトをご覧ください。
→ 世界初、相対速度100km/hでの無人航空機の衝突回避試験を実施(2019年7月25日)(外部サイトに移動します)
    https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101167.html

衝突回避試験の様子 衝突回避試験の様子

■本件に関するお問い合わせ先:
 朝日航洋株式会社 営業統括部 TEL 03-3522-0647

■報道機関からのお問い合わせ先:
 朝日航洋株式会社 企画室 TEL 049-245-2548

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