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ヘリコプター×VR×3Dモデルで 都留文科大学構内を仮想空間上に再現 ~地域教育・防災のDX化サポート

朝日航洋株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:加藤浩士)と株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤裕二)は、公立大学法人都留文科大学(所在地:山梨県都留市、理事長:山下誠)が進める
「都留市探究型学習塾・市民大学×デジタル人材育成を目的とした都留文科大学多目的教室棟(仮称)整備事業(※1)」において、バーチャルリアリティ(以下、VR)環境構築及びVRソフトウェア導入の支援を行いました。

朝日航洋は、ヘリコプターによる空撮データ等を用いた大学構内の3Dモデル(LOD1~4 (※2))を構築。屋内データ(LOD4)については、国土交通省の仕様は規定されておりませんが、建物内部を写真および動画撮影を行い、建物平面図データ(設計用CADデータ)を基に、大学屋内の3Dモデル構築を行いました。
フォーラムエイトは、朝日航洋が取得したデータを用いてVR環境基盤の整備及び編集ソフトウェアの導入を実施し、都留文科大学構内を仮想空間上に再現しました。

                                    
仮想空間で再現した都留文科大学の外観

都留文科大学ではVR環境上でのオープンキャンパスツアーや、仮想空間での教育実習シミュレーション、災害時の避難誘導訓練の実施が可能となりました。
今回の取り組みは、他大学でも活用可能なほか、自治体の防災・減災シミュレーションでも応用が可能です。

  
教室棟内部


アバターを用いた避難誘導シミュレーション

今後も朝日航洋とフォーラムエイトは、空間情報技術を活かして"まちづくりのDX"の取組みを支援し、Society5.0の実現やスマートシティの推進などに貢献してまいります。

【朝日航洋へのお問い合わせ】   【フォーラムエイトへのお問い合わせ】
■本件に関するお問い合わせ先:  ■本件に関するお問い合わせ先:
営業統括部 TEL049-244-4817    システム営業グループ TEL03-6894-1888



(※1) 都留市探究型学習塾・市民大学×デジタル人材育成を目的とした都留文科大学多目的教室棟(仮称)整備事業について

山梨県都留市の地域再生計画「都留市探究型学習塾・市民大学×デジタル人材育成を通じた地域課題解決人材育成プロジェクト」※2の一環として、大学生や教授と地域住民が「学び」を通じて交流を図り、効果促進事業として、VR機器(サーバー、編集用PC、VRゴーグル、モーションキャプチャ機材)及び VR ソフト(画像、動画編集ソフトウェア)を整備し、日常的にデジタル環境に触れることで、将来、企業や社会でデジタル技術を活用し、新たなアイディアや価値観を創出するデジタル人材の育成につなげることを目指しています。(認定計画)
https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/dai63nintei/plan/a046.pdf

(※2) LODについて
LOD(Level of Detail)とは、建物等の地物の表現に関して、そのモデルの「詳細さの度合い(詳細度)」であり、その利用や可視化の目的に応じて分類したモデリングの仕組み。
LOD1:建物図形に⾼さを与えて構築するいわゆる「箱型」モデル
LOD2:屋根形状を追加して建物形状を再現する建築物モデル
LOD3:窓、開⼝部、建物付属物等の多様な地物を追加して建物形状を精緻に再現する建築物モデル
LOD4:フロア、梁、壁⾯、階段、開⼝部等の建物屋内の地物を追加する屋内モデル

図 LODのイメージ(出典:PLATEAU(国土交通省)


■フォーラムエイトについて
株式会社フォーラムエイトは、創業以来ソフトウェアパッケージの開発を基盤として、構造物設計をはじめ土木・建築設計を支援するソフトウェア・技術サービスを提供してきました。近年ではバーチャルリアリティの開発により、広くプロジェクト全体や交通・自動車研究、さらには情報システム全般で活用されています。これらはDXの時代を牽引するソリューションとして大いに期待されています。
・フォーラムエイトホームページ https://www.forum8.co.jp/index.html

■朝日航洋について
朝日航洋株式会社は、ヘリコプターとビジネスジェット機を軸とした「航空事業」、国内屈指の計測技術を駆使した「空間情報事業」という、2つの事業を核に、60年以上実績を積み重ねてきました。
航空事業では、民間ヘリコプター業界最大手の運航会社として、救急医療の現場で長年の実績を誇る航空医療搬送の運航や、地上からの接近が困難な山間地や海上への旅客及び物資の輸送などを幅広く展開。また、運航分野のみならず、機体整備や訓練事業なども行う、ヘリコプターとビジネスジェットを用いた総合運航サービスを提供しています。
空間情報事業では、音波や電磁波といった最先端のデジタルセンサーを用い、使用目的に合った計測技術(航空レーザ計測、モービルマッピングシステム、海底探査など)と解析技術と融合させた高精度な空間データを作成・提供し、国土保全・行政支援・社会インフラの維持等に寄与しています。
・朝日航洋ホームページ https://www.aeroasahi.co.jp/
 

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