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「空飛ぶクルマ」実現に向けた実証に参画しました(三重県空の移動革命)

朝日航洋株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:尾暮敏範)は、この度三重県が2021年度に実施している「『空の移動革命』実現に向けた移動需要創出事業」において、日本航空株式会社(本社:東京都品川区)との業務委任契約により、空飛ぶクルマによるエアタクシーサービスを想定して、ヘリコプターを用いた飛行実証(以下、「本実証」)に参画しました。
 
本実証で朝日航洋はヘリ実機(Sikorsky76D)の飛行を担当し、中部国際空港を中心に三重県内の観光地を結ぶルートをヘリコプターで飛行、本実証に関わる自治体や省庁・企業関係者にご搭乗をいただきました。また、移動手段だけでなく観光アクティビティーとしての空飛ぶクルマ活用も見据え、周遊観光ルートでの飛行も行いました。
 
【本実証の概要】
日時:2022年1月16日(日)
飛行ルート:
①中部国際空港発 - 鈴鹿サーキット着(約25km)
②鈴鹿サーキット発 - アマネム着(約64km)
③アマネム発 - 志摩スペイン村経由 - アマネム着(約64km)
④アマネム発 - 中部国際空港着(約62km)
使用機材:Sikorsky 76D(乗客8名乗り)

<使用機材> <使用機材>

検証対象サービス
(1) 空港接続:空路を利用して三重県を訪れる国内外の観光客向けに、
   空港と主要観光地間を繋ぐ 移動サービス(飛行ルート①④)
(2) 県内移動:県内訪問中の観光客向けに、
   主要観光地間を繋ぐ移動サービス(飛行ルート②)
(3) 周遊観光:志摩エリアのホテル滞在者向けに、
   滞在先周辺の遊覧飛行を楽しみながら、周辺観光地へ移動するサービス(飛行ルート③)

検証内容
(1) 他交通機関との乗り継ぎ動線・時間・利便性
(2) 安全性や定時制・快適性など、エアタクシーサービスに求める提供価値
(3) 保安検査や誘導など、オペレーションに要する時間・人数、課題の抽出
(4) 飛行ルートの利便性・妥当性

実施体制
(1) 企画・運営・調整:三重県、JAL、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
(2) 離発着場手配・運航:朝日航洋株式会社
(3) フィールド提供:中部国際空港株式会社、株式会社モビリティランド、アマネム、株式会社志摩スペイン村
 

<運航を担当した石塚操縦士、遠藤操縦士> <運航を担当した石塚操縦士、遠藤操縦士>

朝日航洋は新ビジネスとして注目される「空飛ぶクルマ」において、空の移動革命に向けた官民協議会の参画企業です。本プロジェクトをはじめとした空飛ぶクルマ分野に、今後も当社は「空にさきがけ、未来をひらく」を念頭に積極的に関与して参ります。

【関連するURL】
三重県プレスリリース「空飛ぶクルマの社会実装に向けたビジネスモデルの実証実験をしました」
https://www.pref.mie.lg.jp/EVENTS/evt0035100002.htm

【この記事に関するお問い合わせ】
朝日航洋株式会社 空間情報事業部 UAS事業推進部 TEL 049-244-4817
 

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