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音響測深機
音響測深を行う多様な測深機を保有しています。
ナローマルチビーム測深は、「ミルズクロス法」と呼ばれる音波の送受波方式を用いて測深を行います。測量船の左右方向に扇状の音波を発信することで、船の進行と同時に数多くの水深値を取得する技術で、水中の地形を面的に計測することが出来ます。
一度に256~1024点以上の測深点が得られることが最大の特徴で、地形だけでなく、構造物なども表現可能です。
取得したマルチビーム測深データは、海図作成、港湾工事、ダム堆砂測量、海底ケーブル・パイプラインの敷設調査等、多岐にわたる分野で利用されています。
弊社が保有している機器は以下となります。
SeaBat T-50(Teledyne Reson.Inc,デンマーク)
0.5°×1°の音響ビーム512本を進行方向に対して直交する方向に照射して地形を取得します。最大160°の探査幅データ取得可能で、探査幅は可変で取得密度を変えることが可能です。
Sonc2024(R2SONIC.Inc,アメリカ)
国内で最も普及している機種で、機能はT50と同等です。ビーム数は256~1024本で設定可能です。等角度、等距離で取得データを振り分けることができる機種です。探査幅は最大で160°です。
PicoCat-130(Picoteck.Inc,イギリス)
超小型の測深機で、Seafloor.Incの無人ボートに搭載して遠隔で操作およびデータ取得状態が確認可能です。有人船が進入できない浅所等で活用できます。音響ビームは1.4°×1.4°ビーム数256本のスペックです。
発振周波数 | SeaBat T-50:190~420kHz Sonic2024:170~450kHz PicoCat-130:337kHz,360kHz,380kHz |
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最大測深レンジ | SeaBat T-50:575m Sonic2024:500m PicoCat-130:170m |
測深ビーム方式 | SeaBat T-50:クロスファンビーム(ナローマルチビーム) Sonic2024:クロスファンビーム(ナローマルチビーム) PicoCat-130:クロスファンビーム(ナローマルチビーム) |
フットプリント | SeaBat T-50:0.5°× 1°(400kHz) Sonic2024:0.45°× 0.9°(400kHz) PicoCat-130:1.4°× 1.4°(380kHz) |
スワス角 | SeaBat T-50:150°(等距離発信)165°(等角度発信) Sonic2024:10°~ 160° PicoCat-130:130° |
ビーム数 | SeaBat T-50:512本 Sonic2024:1024本 PicoCat-130:256本 |
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