人と仕事人と仕事

航空事業

ドラマや映画のワンシーンから
報道記録取材まで
さまざまな場面で
使われるヘリコプター

2019年入社 営業職/運航営業(報道・空撮)

萩原 春佳 Haruka Hagiwara

旅館を経営する実家で、ヘリコプターによる物資輸送を行う朝日航洋と出会う。入社後、航空営業の報道・空撮部門に所属。お客様との打ち合わせから、操縦士との飛行ルート検討、当日の撮影立ち合いまで幅広く担当。
保有資格は、航空特殊無線技士、玉掛け(技能講習修了)

「ヘリコプターなら
朝日航洋」と言われていた

実家が旅館を経営しており、ヘリコプターで物資輸送をしているクルーの方にもよく利用されていて、子どもの頃から話を聞く機会がたくさんありました。それがきっかけでヘリコプター会社を調べるうちに、ヘリコプターがどれだけ私たちの生活に貢献しているかを知るとともに、とても興味を持ちました。就職の決め手になったのは、面接のときの雰囲気です。私自身に興味を持ってくれたことや、自分が「社会人になったら働きたい」と考えていた会社のイメージそのままでした。また子どもの頃に聞いた「ヘリコプターなら朝日航洋だよ」という言葉も、心のどこかにあったのかもしれません。内定をもらったときには、迷わず朝日航洋を選びました。

「こんな撮影がしたい」
に応える営業

航空営業の部門は、大きく「物資輸送」「ドクターヘリ」「旅客・ビジネスジェット」「報道・空撮」の4つに分かれており、私はその中でも「空撮」を担当しています。主な取引先は、各種制作会社や地方自治体など。CMやドラマ、映画などのワンシーンとしての「ヘリコプターを使って上空から撮影がしたい」や、記念や記録用に「航空写真が撮りたい」などのお問い合わせからの反響営業が中心です。営業の役目は、お客さまからの依頼を受け、その依頼が実現可能か検討し、契約を交わすこと。さらに撮影の当日に立ち会って、上空と地上の調整役をすることもあります。

自分の担当した仕事が
テレビCMに使われた

これまでで一番印象的だった仕事は、入社1年目のときに担当した飲料水のテレビCMの撮影です。山間から昇る太陽と朝焼けを映像に収めるために、操縦士の方と一緒に飛行時刻やルートを考え、お客さまと撮影できる“絵”のすり合わせをしました。2月の寒い朝の撮影でしたが、後にそれが作品となり、テレビやインターネットでキレイな朝焼けが見られるようになったときには、「自分もこの作品に携わっていたんだ」という誇らしい気持ちになりました。

資格があれば現場でも
役に立つことができる

もともとヘリコプターについての知識があるわけではなかったので、入社当初はお客さまからのお問い合わせにすぐに答えることができずに、自分の知識不足を感じたことも多々ありました。これからは経験するだけでなく、さまざまな資格の取得にもチャレンジしていきたいと考えています。営業活動自体に特別な資格は必要ありませんが、私は入社後には操縦士と無線でやり取りをする航空特殊無線技士や、物資輸送などでヘリコプターに荷物を固定するための玉掛けなどの資格を取得しました。今後は、給油に必要な危険物取扱の資格なども取得して、少しでも現場で役に立てるようになりたいです。

やりたいことがなければ
興味があることから
考えてみる

今はまだやりたいことがないという人は、まずは自分の興味があることから考えてみてはどうでしょう。どんな分野でも、一つ興味があることが見つかれば、その背景にはさまざまな仕事が存在するはずです。また会社選びで大切なことは、その会社での自分のキャリアが思い描けるかどうかだと思います。長く働き続けるためには、将来に備えた働き方の制度が整っているかはもちろん、職場やそこで働く人たちの雰囲気も重要だと思います。当社での業務は、最初から特別な知識が必要なわけではないので、興味のある方は安心してきていただきたいです。

SCHEDULE

8:30 出社
9:00 朝礼
9:10 メールの確認、お客様に提出する資料の作成
11:00 社内打合せ
12:00 昼食
13:00 空撮のフライト対応、お客様来社後空撮の打ち合わせ
14:00 離陸
15:00 着陸、お客様をお見送り
16:00 書類等作成
18:00 退社