人と仕事人と仕事

航空事業

ヘリコプターが
役目を果たすために
必要不可欠な製品を設計する

2019年入社整備職/設計

津村 篤志Atsushi Tsumura

ヘリコプターの艤装(ぎそう)設計を担当。お客さまや社有の機体に、使用用途に合わせた、レーザー計測機やカメラなどを取り付けるための部品設計に携わる。
保有資格は、危険物取扱者乙種4類、航空特殊無線技士。

責任者として機体全体の
設計を任されることを
目指して

私が担当した機体が、まもなく完成します。いよいよ自分の仕事が、実際の製品として利用され、社会に貢献できるのが、今からとても楽しみです。ヘリコプターは目的に応じた装備を付けて初めて、役目を果たすことになります。自分のアイデアが、ヘリコプターに必要とされるのは、何ともいえない嬉しさがあります。今後の目標は、自分が責任者となって、機体全体の設計を任されること。そのためには、もっと経験を積んで、いろいろなヘリコプターに携わっていきたいです。

想像以上に幅広かった
設計の仕事

就職するまでは設計の仕事というと、パソコンの画面に向かって図面を描くイメージでしたが、実際にはそれは業務の一部に過ぎませんでした。お客さまとの打ち合わせに始まり、取り付ける場所を考えたり、実際に使用する人や整備士の意見を聞いたり、時には自分の手で試作することもあります。また、安全性に関する試験を行い、各種証明資料を作成し、検査に合格しなければ飛行することができません。
大切にしていることは、設計の想いだけを押し通すのではなく、“良い製品”にこだわること。例えば取り付け場所をほんの数ミリずらすだけでも、製品の使い勝手が大きく変わります。そのため、格納庫や板金室に足を運んで実際に見ること、話しを聞くこと、体験することを心がけています。

さまざまな制約が
仕事の面白さに

この仕事の難しさは、多くの制約がある中で、いかに“良い製品”を作ることができるかということ。ここでいう“良い製品”とは、安全性や強度・耐久性があることはもちろん、板金の担当者が「作りやすく」、お客さまが「使いやすく」、整備担当者が「整備しやすい」製品のことを指します。また、ヘリコプターに搭載する製品なので、重量を抑えるために1gでも軽くしたいところ。そのためには、素材からこだわる必要があります。また、航空法に規定されているさまざまな基準に適合しなければなりません。こういった要素が、この仕事の難しさであり、また面白さでもあると感じています。

ヘリコプターに装備を
つけるための部品設計

入社後は、ヘリコプターの艤装(ぎそう)設計に携わっています。ヘリコプターは購入した状態のままでは、特別な装備が搭載されていません。用途に応じた運航ができるようレーザー計測や空撮用カメラなどを取り付けるための部品設計を行っています。自社機はもちろん、お客様が所有する機体を改造することもあります。私たちが作成した設計図をもとに、社内の板金部門や電子部門、社外の協力会社で部品が製作され、それらが組み合わされて製品になり、ヘリコプターに搭載されます。1機の設計に携わるのは2~4名。仕様打ち合わせから最終的な搭載、機体の引き渡しまで、1年ほどの時間が掛かります。

学生時代レスキューヘリの
活動現場に遭遇

子どもの頃から航空機に興味があり、大学でも航空宇宙工学を専攻しました。私がヘリコプターを意識するようになったきっかけは学生時代レスキューヘリの救助作業に遭遇したことです。その後、就職活動で朝日航洋の会社説明会に参加して自分が想像していた以上にさまざまな場面でヘリコプターが活躍していることを知り、ますます興味が湧きました。

SCHEDULE

8:45 出社 1日の予定確認・メールチェック
9:00 始業 部内で朝礼
9:15 機体前で担当者が集まりミーティング
9:30 機体の部品取り付け位置を確認、寸法計測作業
10:30 3Dモデルを作成
12:00 お昼休み
13:00 作業再開 図面や書類を作成
17:00 部内で終礼。各チーム内での進捗報告や整理整頓、1日の総括。
17:30 終業 明日の予定を確認
17:45 退社