TABLE TALK社員座談会

朝日航洋の「未来」 ~復興・防災支援の分野で、朝日航洋はこの先何ができるのか。~

埼玉県川越市にある空間情報事業本社に集まったのは、年齢も、入社年度も、部署も違う4人。初めて顔を合わせるメンバーはもちろん、以前からの顔なじみでも部や年齢を超えてお互いの仕事や想いを語り合うのは初めてのこと。座談会はベテランからのアドバイスあり、若手からの意見ありで賑やかに進み、復興・防災支援というテーマに沿って、それぞれが思う朝日航洋の未来について語り合いました。

まずは自己紹介からお願いします。

大伴:では最年長の私から。私が現在所属しているシステム研究開発センターは、ざっくり言うと、これから朝日航洋で新しいビジネスを行う際に必要となるツールや地理情報システムの開発を行う部署です。私はそこでアプリケーションの開発を行っております。どんなものがこの先必要で、それをどう活用すればビジネスになるのか。言うならば「ビジネスの種」を考える仕事です。

伊藤:私は空間情報事業本部の営業職として全国の農地台帳の電子化に取り組んでいます。
空間情報本部として農業分野へアプローチするのは初めての試みなので、試行錯誤しながら仕事に取り組んでいます。

河本:20年くらいこの仕事にいるので、何となく空間情報事業本部の仕事も分っていたつもりなんですが、改めて聞くと新鮮ですね。
私は航空事業本部の営業職として、お客様と運航の橋渡しをしています。お客様は報道やテレビ局、CM、映画会社が多いですね。スケジュールの調整や各種手続き、手配などを行うことが主な仕事です。

沓澤:私は2011年に朝日航洋に転職してきました。入社後は安全に自社の機体を運航するためのルール作り、運航規程の作成・改訂・運用や、航空局を窓口とする国との調整を主に携わっています。ヘリはトラブルが発生すれば大惨事に繋がりかねない乗り物ですので、安全への配慮は必要不可欠。
その配慮を事前に明確にしておくことが人と社会を守ることにつながる仕事だと思っています。

自己紹介

ありがとうございます。さて、今回の座談会のテーマは「朝日航洋の未来」です。
特に復興や防災支援分野において、朝日航洋の強みとは何なのでしょうか。

沓澤:航空業界で朝日航洋と言えば「ヘリコプター運航」という印象がありますが、まずヘリコプターの航空業界における強みは明確で、車両や飛行機がいけない場所へも飛んでいける。単純ですがこれが最大の魅力です。また、朝日航洋は日頃からヘリを運航しているだけでなく、災害時にスムースにヘリを飛ばせることも強みです。

大伴:空間情報事業本部は、測量やデータ解析の方面から貢献できていると思います。災害発生時に大切なことは、現地の状況をいかに正確に把握するかということ。私たちがそこで得た写真やデータは、官公庁や関係者にできるだけ早く提供しています。

朝日航洋の強みとは

2011年に発生した東日本大震災の時は、
それぞれの部でどんな支援を行ったのでしょうか?当時の様子を教えてください。

河本:震災発生当日から翌日にかけて、ヘリを飛ばせないかという問い合わせが200件以上ありました。そこで私たちはすぐさま必要な調整、手配を行い、報道撮影や、人・物の輸送などを行うために、可能な限りすべての機体を東北に向かわせました。あの時は着陸場所の決定や関係各所への確認など、通常2週間以上かかる手続きを1日で行いましたね。3日間は自宅に帰れなかったと記憶しています。

沓澤:2011年3月は、朝日航洋に入社直前で、これは先輩たちから聞いた話ですが、ネットワークや物流が止まる中ヘリを飛ばすための燃料を東日本航空支社社員が総動員で知恵を出し合って日本中から集めたそうです。「とにかく燃料を東北に!」が合い言葉だったんだとか。私たち航空事業本部の業務は復興支援に必然的に携わる業務ですが、空間情報は防災活動に役立ちそうですよね。その辺りはどうでしょうか?

大伴:確かに役立ちましたね。空間情報事業本部でも翌日からすぐに上空から撮影を行いました。海岸線を撮影し、津波の被害がどこまで及んだのかを記録することで、今後の防災活動に役立ててもらおうと思いました。撮影した写真は関係各所に提供するとともに、自社HPに特設ページを作り、多くの人が見られるようにしました。後日談ですが、私たちが撮影した写真は国会図書館にアーカイブとして保存されたり、社会科の教科書にも使用されました。

自己紹介

なるほど。では、今後どうすればより朝日航洋の事業が発展していくと思いますか。
また、復興・防災支援に対してどういった可能性が広がると思いますか?

大伴:今後はより、空間情報事業本部と航空事本部がさらに提携を強める必要があると思います。東日本大震災の時も、人やデータをヘリで運んでもらいましたが、日頃からより深い連携が出来ていれば、まだまだ出来ることがあったと思います。

伊藤:せっかく2つの事業を持っているのだから、それをどんどん活用していかない手はないですよね。同業他社の方と話すと、必ずと言っていいほど「朝日航洋さんはヘリがあるから良いよね」って言われるんです。私たちにとっては当たり前のことですが、実はそれが周りから見れば大きな武器。今以上に様々なビジネス、社会貢献に活かせると思います。

沓澤:両事業部間でビジネスアイデアを自由に出し合える場を設けてもいいのかも。それぞれの立場から見た視点や知識が相乗効果的に作用すれば、想像もしないアイディアが生まれるかもしれませんね。

大伴:実は私も航空事業本部と一緒にやりたいビジネスのアイディアがあるんですよ。例えば、目的によらずどのヘリにもカメラを搭載して、常に上空からの様子を撮影しておいてもらえると、私たちがビッグデータとして活用することができます。災害時に被害状況を把握しようにも、平時の様子が分らないと変化が確認できませんからね。膨大なデータを収集するためにはかなりの労力とコストを要するものですが、朝日航洋は自社でヘリを運用しているのでそういった問題もクリアできます。これは2つの事業部を持つ朝日航洋ならではの強みと言えますね。

沓澤:なるほど。確かに色々と可能性が広がりそうですね!ぜひ挑戦してみたいです。

河本:そういったチャレンジも、先入観がない若手がやってくれると上手くいきそうですよね。キャリアが長いと、どうしても色んなことを考えてしまいがちで。もちろん私も新しいことに挑戦していくつもりですが、若い世代には特に期待しています。

伊藤:まだまだ分らないことだらけですが、だからこそ出来ることもあると思っています。
皆さんの期待に応えられるよう、これからもどんどんチャレンジしていきたいですね。

自己紹介