人と仕事
航空事業
ヘリコプターの検査から
修理・改造まで
自分にも相手にも
機体にも素直に
2017年入社 整備職/工場整備
今津 萌 Moe Imazu
飛行機整備の専門学校を卒業後、朝日航洋へ入社。工場整備士として、耐空検査を中心とした各種点検・修理・改造をメインに担当。
保有資格は、フォークリフト運転士、航空特殊無線技士、第2級陸上特殊無線技士、二等航空整備士(回転翼)、一等航空運航整備士(飛行機)、高所作業車運転(技能講習修了)
未経験からの挑戦
高校の修学旅行で飛行機に乗った際、離陸時に整備士が手を振っている姿を窓から見て、「こんな仕事もあるんだ」と意識するようになりました。その後、飛行機の整備士を志し、専門学校に進学しました。朝日航洋のことは、就職活動で初めて知りました。学校では飛行機のことしか学んでいなかったので、ヘリコプターの整備に不安はありましたが、朝日航洋で働く卒業生の先輩が学校に来てくれて、業務内容や会社の雰囲気等の話をしてくれたことで、自分もチャレンジしてみたい!という気持ちになりました。
3~6カ月を掛けて
1機を検査
私は工場整備を担当していて、耐空検査を中心とした各種点検・修理・改造をメインで行っています。ヘリコプターは原則として年に1回、検査の実施が法律で定められており、1機につき3~6か月を要するため業務の大半を占めます。当社では、航空整備士の国家資格を持つ責任者を含む3~6名のチームで1機の検査業務を行います。私も入社以来、チームの一員として機体の検査を行っています。ヘリコプターは精密な機械が多いことはもちろん、お客さまの機体をお預かりして作業を行うため、緊張感をもって仕事に取り組んでいます。
自分の仕事に
妥協しない
仕事で大切にしているのは、「自分にも、相手にも、機体にも素直でいる」こと。ヘリコプターの安全な運航を目的とした検査である以上、仕事に妥協は許されません。少しのミスが大きな事故や故障につながる可能性があるため、困ったことや分からないことがあれば、すぐに相談。また、気になることがあれば、どんな些細なことでも責任者に報告するようにしています。加えて、例えば目についた汚れはキレイに落とすなど、よりお客様に満足していただけるようにこだわった仕事を心掛けています。
資格取得など
自分の成長を実感
入社1年目には、先輩が1時間程度で終わらせる作業に1日掛かるなど、自分の技術が不安になることもありました。それでも今は、同じ作業をあの時に見た先輩と同じように1時間程度で終わらせられるまでになり、自分の成長を実感しています。また、入社して4年目で最も重要な部品の一つであるエンジンの整備担当をした際は緊張しましたが、先輩に一つひとつ教えてもらいながら何とかやり遂げることができ、嬉しかったです。二等航空整備士の資格にも合格したので、次の目標は責任者として機体を担当することです。
文系出身者や
女性でも活躍できる
一人前の整備士になるには幅広い知識が必要ですが、まったくの未経験からでも十分にチャレンジすることができます。当社では、文系出身者や女性の整備士も活躍しているので安心してください。ヘリコプターに馴染みがある人は少ないと思いますが、実は生活に身近な場面でも利用されています。ヘリコプターがある限り、その整備はなくならない仕事です。自分の仕事が世の中の役に立っているのは、仕事のやりがいにも繋がります。私も先輩にたくさん甘えさせてもらったので、ここからは恩返しのつもりで、後輩をしっかりと育てていきたいと考えています。
SCHEDULE ある一日のスケジュール
8:30 | 出勤 |
---|---|
9:00 | 朝礼 |
9:15 | 掃除(格納庫や休憩室などの掃除や担当管理品の確認) |
9:30 | 作業前の打ち合わせ、作業開始(この日の作業内容は、分解や洗浄、計測など) |
10:30 | 休憩 |
12:00 | 昼食・お昼休み |
13:00 | 作業再開 |
15:30 | 休憩 |
17:30 | デブリーフィング 残業、事務処理後退社 |