長谷川 和哉 Kazuya Hasegawa
整備職/設計・電子
2007年入社
同航空業界で整備職を経験後、2007年に朝日航洋グループ会社である朝日エンジニアリングに入社。2011年に朝日航洋に転籍し現在に至る。保有資格は、2等航空運航整備士(回転翼)、危険物取扱者(乙種4類)、大型特殊自動車運転免許など。
初めてメイン作業者を任されたときは、とても苦労しましたね。メイン作業者は、全体を把握しながらメンバーに指示をする立場。一作業者として指示に従って仕事を行っていたときは大違いでした。言われたことをやるのではなく、自分が主体となって仕事を進めていかなければなりません。関係部署との調整、工期管理、品質管理など、すべての責任を担います。
修理・改造が終わると、お客様に確認していただき、引き渡しが完了します。引き渡し後に、当社のヘリポートから飛び立っていく様子を見た時は、仕事をやりきったという大きな達成感を感じました。
「よし、次もいいものをつくろう」。そう思える瞬間です。
心がけているのは、どんな仕事でも手を抜かないことです。ヘリコプターが安全に飛ぶことが大前提なので、自分で何度も確認し、完全に納得できるまで細心の注意を払っています。
当社の魅力は、自由度が高いこと。仕事のやり方は様々ありますが、自分なりに考えたことをやらせてくれる会社だと思います。
業界トップということは当社の強みですが、同時に業界を牽引していくという使命と責任を伴っていると思います。そのため、「新しい技術は当社から発信していく」という気持ちで仕事に取り組んでいます。
当面の目標は、一人前のエンジニアになることです。着実に経験を積み、「無線機や電子機器のことなら長谷川に」と言われるようになりたいですね。
就職活動と転職活動を経験して感じたのですが、自分で限界を設けずにチャレンジすることが大切だと思います。「この会社は無理だろう」と、挑戦する前から諦めることなく、まずは行動してください。運やタイミングが味方してくれることもあると思います。
電子機器に関する知識・スキルなどは、入社してからでも学べます。無線機を扱うことが多いので、航空無線通信士の資格を持っていると有利かもしれません。社会人として最も大切なことはコミュニケーション力。積極的に様々な人と出会い、コミュニケーション力を磨いて欲しいと思います。